1998年 日本の地上放送を「アナログ」から「デジタル放送」に切り替える事が、決 まりました。
ネットワークの急速な普及拡大と、CS衛星放送、BS衛星放送が相次いで、デジタル化される中、大きく後れを取った地上テレビ放送は、大きな試練に向かいました。
私が講演や大学の授業で使ったPPTスライドの一部をご紹介します。
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テレビジャーナリズムの死
今やテレビ放送でのジャーナリズムは、ほぼ全滅といって良いほど、コメンテーターの話は、当たり障りのないものになり、正面切って「時の権力」に物申す人物は居なくなった。
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テレビの発明
1968年(明治45年12月25日)大正天皇崩御の日に、高柳健次郎がテレビを発明しました。昭和とテレビが同じ年と言われるゆえんです。
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1953年 NHKがテレビ放
1953年2月1日 NHKのテレビ放送が開始されました。8月28日には日本テレビも放送開始。この年にシャープが14インチのブラウン管テレビを発売。
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14インチテレビ街頭テレ
力道山対シャープ兄弟の格闘に人々は酔いしれました。シャープのテレビの値段は17万5000円、当時の高卒の公務員の給与が5400円の時代でした。
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1964年10月21日東京オリ
東京・新橋の街頭テレビを見る人たち。
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1964年 東京オリンピック
10月10日オリンピック開会式。
この年新幹線も開業しました。 -
東京オリンピック
素足のランナーアベベがマラソンで優勝し、女子バレーボールで、日本の東洋の魔女と呼ばれたチームが金メダルに輝き、日本中の人々ががテレビの前で感動の涙を流しました。
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放送の大きな発展
1957年 第1次岸内閣の世王政大臣に就いた田中角栄は、言論の多様性を確保するという名目で、新聞4紙と同じ朝日、毎日、讀賣、サンケイの4波を各県に認める「1県4波体制」を決め実施しました。
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民放127社のネットワ
全国の各県に新聞社が作る系列局が、次々と誕生し、現在のテレビ東京系列も含めた5系列のネットワークが作られました。
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放送番組のネットワーク
オレンジ色が東京キー局から送られてくるネットワーク番組で、その他が「ローカル局編成枠」と言って、ローカル局が自由にできる時間帯です。
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日本のテレビ事情
視聴率至上主義の現実の現実、視聴率至上主義の放送業界の解説です。
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土曜8時戦争、金曜8時
熾烈な視聴率争いで、多くの人気番組が姿を消しました。
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ビデオリサーチ社
視聴率の現実解説
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内容より視聴率
GRPによるセールスの実態解説。
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テレビの売上
15秒、30秒というCM枠は、GRPで単価が単価が決まる現実。
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テレビ開始から1995年
TBSは今日死にました。という筑紫哲也氏の衝撃コメントまで。
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デジタル化は大きな負担
民放ローカル局にとっては存亡の危機に!
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デジタル投資額
民放とNHK合わせて2兆2000億円の投資
民放 8000億
NHK 4000億
どう回収するかが大きなテーマ -
民放だけでも8082億円
デジタル化投資は民放だけでも8082億円
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民放投資額内訳
キー局
準キー局
ローカル局 -
放送メディアの収入
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地上テレビ1社売上
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1社平均経常利益
キー局は負担額想定内
準キー局も負担可能
ローカル局は負担不可能 -
2003年12月1日東名阪開局
何とか2003年12月1日に
東名阪の広域局親局が、ミニパワーで開局 -
2006年全国でデジタル放
東京赤坂の記念式典
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デジタル化の流れ
地上放送が最後にデジタル化したため、後れを取った。
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新聞雑誌の私の記事
放送が基幹メディアで在り続けるために、如何にすべきかを、あらゆる所であらゆる機会を捉えて、訴え続けました。
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毎日新聞の論点
地方ローカル局は生死をかけて、デジタル化に驀進している事を訴えています。
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CATV業界
発展するケーブル業界について
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CATVの歴史
群馬県伊香保で始まったケーブルテレビは、今や2兆円三洋と言われるまでに成長しました。
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CATV売上推移
ネット、電話、テレビに加え、今や電力の小売りにも参入しています。
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JCOMとJCNの合併
巨大MSOの誕生
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地域密着営業
JCOMでは、色々なコミチャン番組を創りました。
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地域密着イベント展開
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2つのコミチャン
地域密着
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全国版コミチャンJテレ
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いち早くテレビのスマート化
いつども何処でもネットとテレビが見られる環境を、いち早く実現。スマートテレビの先駆けです。
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4Kテレビもケーブルが
地上波では電波の帯域が足りず、実現不可能な、4Kテレビ放送をいち早く実現しました。
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放送とネットの連携
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ネット系事業者
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通信事業者の設備投資額
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連携でできる事
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テレビ新聞インターネット
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自らが発信する時代に
誰でも自由に情報発信できる時代に・・・
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ソーシャルメディアの利用状況
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私の取材した歴代総理 1
歴代総理には取材を通じてお目に掛かりましたが、佐藤栄作氏は、「政界の団十郎」と言われたように、
金屏風の前で輝いていました。 -
歴代総理 2
小泉は切れ者、福田は官僚、麻生はアホウ、鳩山は宇宙人、菅はいらカン、野田は短すぎた、安倍は狸、どの総理もフットした人なし。
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持ち続けたいジャーナリズム精神
何時の時代にもジャーナリズムは必要で、記者としての精神は持ち続けましょう。
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テレビジャーナリズムの死
今やテレビ放送でのジャーナリズムは、ほぼ全滅といって良いほど、コメンテーターの話は、当たり障りのないものになり、正面切って「時の権力」に物申す人物は居なくなった。